ケルティック・インターコネクター・プロジェクトは、575 kmの高電圧海底ケーブルを用いてアイルランドとフランスの電力網を接続することを目的とした、技術的に高度な建設プロジェクトです。この野心的なインフラプロジェクトは、国境を越えた電力供給を容易にし、欧州の気候目標達成に貢献することを目指しています。 アイルランド南岸からフランス北西岸にかけてケーブルが敷設されますが、その際、複雑な敷設規定への対応やEirGridの仕様の厳格な遵守が求められます。アイルランド側では、egeplast Power Protect PE-RT保護管システムによってケーブルが保護されています。

egeplast、Sorensen Civil Engineering Ltd.、およびNexansが主なプロジェクト参画者です。egeplastは保護管を製造し、Sorensen Civil Engineering Ltd.はアイルランドにおける土木工事、掘削作業、および敷設を担当、Nexansは主契約者としてアイルランドとフランスの両国におけるケーブルの供給と敷設を担っています。
Sorensen Civil Engineering Ltd.のオペレーション・ディレクターであるブライアン・スノー氏は、プロジェクトの進捗を肯定的に評価しており、egeplastやNexansとの協力体制、ならびに困難な状況下でチームが達成した進展を強調しています。
「完成後は、より安全で持続可能な電力供給に貢献し、アイルランドにとってEU加盟国との唯一の直接的なエネルギー供給路となります。42 kmに及ぶ配管の敷設は2023年秋に開始されました。これまでの厳しい天候にもかかわらず、経験豊富な当社のチームは素晴らしい進捗を見せています。これは、複雑な大規模プロジェクトを遂行する当社の献身的な姿勢と専門能力を如実に証明するものです。NexansおよびEirGridの委託を受け、管サプライヤーであるegeplastと共にこの画期的なプロジェクトを実現できたことを嬉しく思います。」Sorensen Civil Engineering Ltd. オペレーション・ディレクター、ブライアン・スノー

課題と解決策
物流の観点から、ケルティック・インターコネクター・プロジェクトは、ドイツからの輸送とその後の管の設置を精密に計画する必要がある複雑な事業でした。egeplastがSDR 21の6m PE-RT管を詳細な計画に基づいて供給したことで、輸送と敷設の両方を効率的に実施することができました。また、様々なメーカーと協力して開発された特殊な差し込み形スリーブや電気融着スリーブは、このプロジェクトを特徴づける詳細な仕様の必要性を示すもう一つの例です。さらに、Sorensen Civil Engineering Ltd.による品質管理とプロジェクト管理への参画も、プロジェクトの広範かつ複雑な要件を満たす上で決定的な役割を果たしました。

管および管敷設
このプロジェクトでは、様々なケーブルタイプに対応するため、異なるサイズ(OD 63、OD 125、OD 225、OD 250)の egeplast Power Protect PE-RT 保護管が使用されました。SDR 21およびSDR 11に分類される管は、差し込み形および電気融着継手によって接続されました。特別に訓練された溶接工が規格EN13067:2020の遵守を徹底し、EirGridの要求事項に対する真摯な取り組みを示しました。


プロジェクトデータ
プロジェクト概要
アイルランドとフランスを繋ぐ575 kmの高電圧海底ケーブルの敷設
課題
複雑な敷設プロセスおよびEirGridの厳格な規定の遵守
解決策
egeplast Power Protect PE-RT ケーブル保護管システムの使用
敷設方法
開削工法
管システム
egeplast Power Protect PE-RT ケーブル保護管システム(各種サイズ:OD 63、OD 125、OD 225、OD 250)、SDR 21およびSDR 11、各種継手
プロジェクト参画者
CIDAC(EirGridとRTEによる合弁事業、アイルランドおよびフランスの国営送電網運用会社);
Nexans(ケーブルサプライヤー / 主契約者);
Sorensen Civil Engineering Ltd.(管設置業者 / EirGrid向け建設請負業者、アイルランド)


