ヨーテボリでは、汚染土壌の中でゴータ川(Göta älv)の下をHDD工法で新しい飲料水管を引き込みました。安全上の理由から、発注者は引き込み前後の両方で配管の検査を求めました。この要件は、Barrier Pipe SLA® システムで実現できました。
スウェーデンで5番目に大きい島であるヒーシンゲン島には、ヨーテボリ港の大部分と複数の石油精製施設があります。ヨーテボリ中心部からヒーシンゲン島へ新たに給水管を敷設するため、約560mにわたりゴータ川(Göta älv)を横断する必要がありました。HDD掘削はBAB Rörtryckning ABが実施しました。汚染土壌という地質条件に加え、深さ30m超での掘削であったため、ゴータ川(Göta älv)の横断は非常に複雑でした。
そのため、寸法630×70.3mm SDR 9のBarrier Pipe SLA®システムを採用しました。Barrier Pipe SLA® システムは、有害物質の透過を確実に防止します。金属製の透過バリアにより、繊細な媒体と環境を恒久的に保護します。さらに、電気的特性により、配管の位置特定や、敷設前後の健全性検査も可能です。コア管とバリア層は添加型の保護層によって確実に保護されているため、本システムは非開削敷設に適しています。
管の接合は加熱エレメントによる突合せ融着(バット融着)で行いました。引き込む管列は高電圧試験器による耐電圧試験で健全性を確認しました。試験結果が良好であることを確認してから、管列の引き込みを開始しました。洗浄掘削が問題なく完了した後、管列を再度試験しました。引き込み後も配管の健全性が確認され、施工管理者により検収されました。圧力管および透過バリアはいずれも損傷していません。

プロジェクト概要
ヨーテボリ中心部からヒーシンゲン島への新しい給水管
課題
汚染土壌での敷設、敷設前後の健全性検査が必要
ソリューション
透過を遮断するポリエチレン製管システム(健全性検査が可能)
敷設
HDD工法
管システム
Barrier Pipe SLA®システム
OD 630 mm SDR 9
560 m
プロジェクト関係者
敷設:BAB Rörtryckning AB(スウェーデン、Hisings backa)
